畳の歴史


には1300年以上の歴史があります。
語源は「たたむ」から変化したものとされ、「畳」という表記は「古事記」(712年。日本最古の歴史書)に、もはや登場しています。
奈良時代には畳があったことになります。

平安時代には現在のような厚みのある畳が作られ、身分の象徴の役割を果たしました。
畳の大きさや縁の模様などが家の地位身分で決められていたのです。

今の和室のように部屋一面に複数枚の畳が敷き詰められるようになったのは、室町時代からとされています。

身分の高い家のものであった畳が一般にまで広がり始めたのは、江戸時代になってしばらくしてからです。
明治時代以降、広く普及しました。

戦後洋風化の波は住居にも押し寄せ、生活形態も昔とは異なり、畳部屋を見かける機会が少なくなってきた。
しかし昨今は住まいの環境問題が叫ばれるようになったこともあり、畳での生活が再び見直されています。

 
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